虫歯のない子元気な子!12
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カテゴリ: 虫歯のない子元気な子
こんにちは。鳩ヶ谷駅 徒歩4分 川口市坂下町の
歯科医院よつば歯科の豊崎です![]()
今回は前回の続きで食育についてお話ししていきます![]()
乳児期~離乳期
母乳は赤ちゃんの病気を防ぎ、赤ちゃんとお母さんのきずなを強くします。
また、離乳食や幼児食の「噛む」「のみ込み」などの口の機能発達の基礎
にもなるんです。
授乳時には携帯やスマホをから手を離し、テレビを消すなど
落ち着いた環境を作りましょう。
小さいころから食事に集中する環境作りが大切です![]()
離乳期は少しずつ食べ物に慣れながら、食べ物を「口に取り込む」「噛む」
「のみ込む」など食べることを学んでいくので、
離乳食への移行を適切に進めましょう。
指を吸う、おもちゃをくわえるなどの遊びは、食べるための
口唇や舌やあごを動かし、食べ物の大きさなどを感じるための準備行動に関係
するので、無理に止めさせないようにしましょう。
食べ物のかたさや大きさ(ひとくち量)が変化していく離乳食を、
順調に噛んで(咀しゃくする)、のみ込み(嚥下する)が発達していくためには、
歯の生え方が影響するので、歯の生え方を観察して、
それに応じた離乳食を進めましょう。
離乳食を上手に噛み、のみ込むためには口(くちびる)がしっかり閉じている
ことが必要です。スプーンなどで介助して食べさせるときもこのことに配慮し、
食べさせる姿勢にも注意しましょう。
離乳が進んでいくと、赤ちゃんは徐々に手づかみで食べたがります。
お母さんとしては手のかかる行動ですが、
噛む機能の発達には大切なことなので、十分に手づかみ食べを経験させましょう。
味覚が少しずつ発達する時期ですので、ベビーフードのみにたよらず、
お母さんが手作りする離乳食で、食べ物をよく噛むことで味わえる味覚を感じ、
いろいろな食べ物を「見る」、「触れる」、「香りを嗅ぐ」ことにより、
さまざまな五感を刺激します。
このことは乳児期に限らず幼児期にも大切ですので配慮しましょう。
歯が生えてくるとともに、むし歯菌の両親からの伝播や、
むし歯予防を考えた母乳の与え方や離乳食を工夫していくことも
必要になってきます。
歯科の検診を受けるようにして、かかりつけの歯科医の先生に相談しましょう。
この次は幼児期についてお話ししていきます。





